BLOG BLOG

【突然の激痛】ぎっくり腰の原因、応急処置と過ごし方|大阪市福島区海老江 林クリニック

2026.01.13

「朝、顔を洗おうとしてかがんだ瞬間、腰に電気が走ったような痛みが出た」

「痛すぎて立ち上がれないけれど、病院に行くべき…?」

ぎっくり腰(急性腰痛)は、ちょっとした動作や姿勢の変化をきっかけに突然起こります。強い痛みで不安になりやすいので、対処法などの知識を持っておくのがおすすめです。

本記事では、「ぎっくり腰かも?」と感じたときに役立つ、症状の特徴や応急処置を解説・紹介します。

この記事を読むとわかること

・すぐできる5項目の「ぎっくり腰チェックリスト」
・自宅でできる応急処置と過ごし方
・どんなときに医療機関・特に整形外科を受診した方がよいか

1. 危険なサインを見逃さない「ぎっくり腰チェックリスト」5項目

「突然の激痛後に動けなくなった」という場合、まずは簡単なチェックから始めてみましょう。

□1.痛みの出た瞬間、腰に電気が走ったような感覚があった

□2.重いものを持った/くしゃみ・朝の前かがみで発症した

□3.前かがみ・起き上がり動作で激痛が走る

□4.横向きで膝を軽く曲げると痛みが少し楽に感じる

□5.脚のしびれはほぼ無い

□8.発熱・尿もれ・足の麻痺はない

当てはまる項目が多いほど、いわゆる「ぎっくり腰(急性腰痛)」の可能性が考えられます。ただし、これらはよく見られる訴えの一例であり、医療的な診断項目ではありません。

痛みが強い・しびれが出る・発熱を伴うなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

ぎっくり腰の痛みの多くは、腰まわりの筋肉や靱帯(じんたい)に急な負担がかかり、起こった炎症によるものです。

とはいえX線検査(レントゲン撮影)などでも原因がはっきりしない例も少なくありません。「姿勢」「動作のクセ」「筋力の低下」など、いくつかの要因が重なって発症すると考えられています。

※参考:日本整形外科学会「ぎっくり腰」

2. 発症直後に「痛みを悪化させない」応急処置4ステップ

発症直後は炎症が強まっている場合が多いため、無理に動かず、痛みを悪化させないように気をつけましょう。最初の1〜3時間にできることを4段階でまとめました。

■【Step.1】「痛みが和らぐ姿勢」を確保:横向き・膝を曲げる

まずは痛みがやわらぐ姿勢を探ります。特に「横向きで膝を軽く曲げる」姿勢でラクになるという人が多く、腰まわりの緊張をゆるめるのに役立ちます。

一方、「仰向けで足を伸ばす」姿勢は痛みを強めるリスクがあります。つらいときは避けた方が無難です。

■【Step.2】炎症を抑制:初期の激しい痛みは「保冷剤で10〜15分」冷却

発症から数時間は、タオルで包んだ保冷剤を10〜15分ほど当てる「軽い冷却」が痛みの緩和につながることがあります。

ただし冷やしすぎると皮膚トラブルの原因になるため、保冷剤は直接肌に触れないよう注意しましょう。

■【Step.3】激痛を回避:身体をまとめて動かす立ち上がり方

身体を動かすときには、全身を一気に起こすのではなく、「肩・腰・脚をまとめて動かす」意識が大切です。

立ち上がる際には壁や家具に手を添えて負荷を分散させると、痛みの突き上げを避けやすくなります。

■【Step.4】安静中も負担軽減:スマホを使うときは「枕などで上体を少し起こす」

長時間同じ姿勢は首・腰の負担になりやすい傾向があります。枕などを重ねて上体を少し起こし、画面を離して見るなど、小さな工夫を取り入れると良いでしょう。

3. 【迷ったら受診】ぎっくり腰以外の可能性があるケース

次に、ぎっくり腰が疑われるときに医療機関へかかるべきか判断するポイントを説明しましょう。

■【最優先】脚のしびれ、力が入らない、尿トラブルがある

まず、脚のしびれや力の入りにくさ、尿の出づらさが同時に起こっている場合は、腰の神経に影響が及んでいる可能性があります。

椎間板ヘルニアなどの可能性も否定できないため、速やかに整形外科へ相談ましょう。

※参考:日本医師会「椎間板ヘルニア」

■ 2~3日経過しても痛みが全く軽くならない

発症から2~3日たっても痛みがまったく軽くならない場合は、ぎっくり腰以外の要因も考えられます。

ぎっくり腰では「痛みが徐々に軽くなった」という例も多いため、全く改善が見られないときは受診を検討しましょう。

■ 発熱や強い倦怠感がある(内臓疾患の可能性)

腰痛だけでなく、発熱や強い倦怠感、食欲低下、腹部の痛みなどがある場合は、内臓疾患が影響しているケースもあります。

この場合は整形外科に限らず、早めに医療機関にかかりましょう。

■転倒・事故後に生じた痛みは整形外科へ

転倒後や事故後に痛みが生じたなら、骨折の有無も含めて医師の診察は欠かせません。

軽く触れただけで強い痛みが走る場合は、特に注意が必要です。

※あわせて読む:整形外科を受診すべき症状とは?治療内容も紹介|大阪市福島区海老江 林クリニック

ぎっくり腰でお困りなら、大阪市福島区海老江の林クリニック

本記事は、大阪市福島区海老江にある「林クリニック」林為仁医師の監修のもと作成されています。

当院では、ぎっくり腰についても原因の確認と必要な検査・治療のうえ、一人ひとりの痛みや生活に合わせた再発予防のためのケアを提案しています。

地域に根差す整形外科として、急な腰痛でお困りの際はどうぞお気軽にご相談ください。

SERVICE