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この症状は何科?発熱・腹痛・頭痛・めまい受診先ガイド|大阪市福島区海老江 林クリニック

2026.02.18

「この症状、何科に行けばいいのか」と迷う場面は少なくありません。迷っているうちに行くタイミングを逃し、不安が増した経験がある人もいるのではないでしょうか。

本記事では、症状別の診療科の目安と、早めに受診すべきサインを19項目で整理します。

この記事を読むとわかること

・発熱・風邪症状の受診先
・お腹の不調の受診先
・頭痛・めまい・ふらつきの受診先

◆発熱・風邪の症状があるときは何科に相談すべき?

まずは、身近な発熱・風邪症状についてチェックしてみましょう。

1.発熱・寒気・だるさ(倦怠感)がある【内科・子どもは小児科】

発熱がある場合は、まず内科(子どもは小児科)が目安です。

ぐったりして動けない、食事や水分がほぼ取れない、意識がぼんやりする場合は救急受診(119含む)を検討してください。

水分が取れて会話もでき、症状が軽い場合には、自宅安静も一つの選択肢です。

※関連記事:だるさ・倦怠感の4つの原因とケア方法

2.咳・痰・息苦しさがある【内科・呼吸器内科】

咳や痰、息苦しさがある場合は、内科または呼吸器内科が適しています。

呼吸が速い、会話がつらい、胸が痛い場合は早めの受診を。

呼吸器症状が長引く、喘鳴を伴う、持病(喘息・COPD:慢性閉塞性肺疾患など)があるケースは呼吸器内科の領域です。

※関連記事:咳が続く…ぜんそくかも?受診の目安と診療科の選び方

3.のどの痛み・声がれが続く【耳鼻咽喉科・内科】

のどの痛みや声がれが続く場合は、耳鼻咽喉科(または内科)が選択肢になります。

同じ症状でも、発熱や全身症状が中心なら内科が対応します。

※関連記事:咳・のどの痛みの6つの原因と最適な診療科

4.鼻水・鼻づまりを伴う風邪症状【内科/耳鼻咽喉科】

鼻水や鼻づまりが主な症状の場合は、耳鼻咽喉科または内科が考えられます。

症状が長引く、悪化する、顔面痛や強い頭痛が出る場合は相談先を変える判断も必要です。

※関連記事:この鼻づまりはアレルギー性鼻炎?原因と治療法

5.微熱が続く・原因がはっきりしない体調不良【内科】

微熱や原因不明の体調不良が続く場合は、内科で診てもらうとよいでしょう。

体温・症状・水分摂取・排尿回数をメモして臨むと診察がスムーズです。

※関連記事:発熱の原因と症状、ホームケアのヒント

6.子どもや高齢者の発熱で特に注意したいポイント【内科/小児科】

子どもは熱の高さだけでなく、機嫌、水分摂取、排尿回数を重視します。

高齢者で基礎疾患がある場合、軽い風邪症状でも重症化リスクが上がるため、早めに医療機関での確認を検討してください。

※関連記事:小児科のかかりつけ医の選び方家族が安心できる高齢者医療のポイント

◆お腹の不調(腹痛・下痢・便秘・吐き気)は何科?

腹痛は原因が幅広いため、痛みの強さだけでなく、血便、繰り返す嘔吐、尿量低下などの「危険サイン」の有無で判断しましょう。

7.腹痛が続いている・繰り返す【内科/消化器内科】

腹痛が続く場合は、内科または消化器内科の受診を検討しましょう。

その際、食事内容、発症時刻、痛む場所、便の状態、発熱の有無を伝えるのがポイントです。

8.下痢・軟便が続く【内科/消化器内科】

下痢や軟便が続くときも、内科(消化器内科)です。

ぐったりしている、意識がもうろうとする、呼吸が苦しい場合は救急対応を検討してください。それ以外で症状が軽い場合には、自宅安静も選択肢です。

ホームケアでは、少量ずつこまめに水分を取るのが基本です。

※関連記事:ノロ流行に備える!嘔吐・下痢の対処と感染対策

9.吐き気・嘔吐がある【内科/消化器内科】

吐き気や嘔吐がある場合にも、まずは内科(消化器内科)が目安となります。

嘔吐が続くと脱水になりやすいため注意が必要です。水分がまったく取れない、意識がぼんやりする場合は速やかに救急へ連絡を。

子どもの吐き気や嘔吐で判断に迷ったら「こどもの救急」や、小児救急電話相談「#8000」も活用しましょう。

※参考:日本小児科学会「こどもの救急」

10.便秘・お腹の張りがつらい【内科】

便秘やお腹の張りが続く場合は、内科で相談できます。

腹痛が強い、嘔吐を伴う、ガスも出ていない場合は、救急外来の受診や、必要に応じて救急要請を検討しましょう。

11.食欲不振・胃の不快感・胸やけ【内科/消化器内科】

食欲不振や胸やけが続く場合は、消化器内科が適しています。

まずかかりつけ内科に診てもらい、必要に応じて専門の診療科を頼る流れでも問題ありません。

12.子どもや高齢者のお腹の不調で気をつけたい症状【内科/小児科】

子どもや高齢者のお腹の不調は、早めの受診が望まれます。

子どもでぐったりしている、機嫌が悪い、嘔吐を繰り返す、尿が減るなどは重要なサインです。

高齢者では、脱水や持病の影響が出やすい傾向もあります。

13.脱水や重症が疑われるサイン

脱水が疑われる場合は、早めに医療機関へ連絡・受診しましょう。

・尿量が減る、尿が濃い

・口が乾く、涙が少ない

・水分補給ができない

・意識がはっきりしない

◆頭痛・めまい・ふらつきがあるときは何科?

頭痛やめまいは、神経症状が関連しているケースに注意が必要です。「いつもと違うか」「急に起きたか」を手がかりに判断しましょう。

14.頭痛が続く・重い感じがする【内科/脳神経内科】

頭痛が続く場合は、内科、特に脳神経内科が目安です。

頻度が増えた、鎮痛薬が効きにくい、日常生活に支障がある、といった場合には緊急度がやや高まります。診察時には発症状況をメモしておくと役立ちます。

突然の激しい頭痛、麻痺、意識障害があれば救急へ。

※関連記事:この頭痛は何科へ行くべき?症状別に受診の目安を解説

15.めまい・立ちくらみがある【内科/耳鼻咽喉科】

めまいや立ちくらみがある場合は、内科または耳鼻咽喉科が候補です。

立ちくらみやふらつきがメインで、貧血や低血圧、脱水なども疑われるときは、内科受診が良いでしょう。

16.体を動かすとふらつく・バランスが悪い【内科/脳神経内科】

ふらつきやバランス異常がある場合は、内科または脳神経内科が考えられます。

歩行が不安定、まっすぐ歩けない、突然バランスが崩れる場合は、脳神経系の検査が必要になることもあります。急に起きた場合は、すみやかに受診(神経症状があれば救急へ)してください。

17.疲れやすい・集中力が落ちた【内科】

疲れやすさや集中力低下が続く場合は、内科へ行くとよいでしょう。

体調不良が続くと集中力低下や倦怠感として現れます。睡眠・食事・ストレス要因も含めて医師が必要に応じて検査や専門科紹介につなげます。

18.高齢者に多いふらつき・転びやすさ【内科】

筋力低下、薬の影響、脱水、脳血管疾患など原因が多岐にわたります。

転倒による骨折リスクもあるため、早めに医療機関での確認を検討してください。

19.頭痛やめまい、ふらつきに関連してすぐ受診や救急を考えるべき注意症状

片側麻痺やろれつ障害がある場合は、救急受診が必要です。

脳卒中が疑われるサインとして、FAST(顔・腕・言葉・発症時刻)があります。該当すれば、迷わず119番してください。

・片側の顔や手足の動かしづらさ

・ろれつが回らない、言葉が出にくい

・急に片目が見えにくい、視野が欠ける

・突然の激しい頭痛(今までにない強さ)

※参考:摂津市「何かへん・・おかしいな・・もしかして・・脳卒中!?」

不安な症状があるなら、まずはかかりつけ医へ

「何科に行くべきか決めきれない」「受診のタイミングがわからない」と迷うときは、早めの確認が安心につながります。

本記事は、大阪市福島区海老江にある「林クリニック」林為仁医師の監修のもと作成されています。気になる症状が続く場合や注意サインに当てはまる場合は、自己判断で無理をせず医療機関へご相談ください

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